【ボランティア団体紹介】互人多(Friend)
■互人多(Friend)
中国の経済的に困難な状況にある子どもたちを支援するため、手作り品の製作・販売、ワークショップ、コンサートなどを開催している、互人多(Friend)の活動を紹介します。
どのような活動をしている団体ですか?
互人多(Friend)は1997年4月、上海にいる日本人学校の父母会役員経験者が集まって活動を始めたボランティアグループです。中国で十分な教育を受けられない子どもたちを支援することを目的として設立されました。
互人多という名前は、中国語の発音による「フレンド(FRIEND)」という意味と、「お互いに助け合う人々がたくさんに」という願いを込めてつけられました。
中国青少年発展基金会の実施する「希望工程」というプロジェクトを通じて、これまでに4校の学校建設の支援をしたほか、小学校の改修、小学校厨房建設、教師訓練、教材支援などを行っています。そのための支援金を集めるため、さまざまな活動をしています。
実際の活動や雰囲気を教えてください。
上記に書いた目的のための支援金を得ることが活動の中心です。手作り品製作販売、ワークショップ、コンサートの開催を行っていました。
2023年2月現在は、コロナ禍でワークショップやコンサートなどは難しいため、手作り会と呼んでいる会を開いて手作り品を製作し、年に2~3回ほどバザー等で販売するのが主な活動となっています。
現在、事務局(運営)は7名です。事務局のメンバーも数え切れないほど入れ替わりましたが、不思議と次の担い手が現れ、絶えることなく続いています。
手作り会グループチャットには約150名おりますが、もうすでに日本に帰国した人やさまざまな立場で参加されている人がいます。実際に手作り会に参加しているのは20名ほどで、日によりますが毎回10名ぐらいが集まります。駐在妻がほとんどです。
★手作り会
活動日時:毎週水曜13:00〜16:00(都合がつく日の何時からでも参加OK。単発可)
活動場所:古北新区
活動内容:参加した日に作っているものを手伝うのが基本。家に持ち帰っての作業もOK。
持ち物:あれば裁縫セット、なければこちらにあるものを使用。手ぶらでの参加OK。
活動の様子:ブログをご覧ください ⇒ http://ameblo.jp/friend-shanghai/
活動のモットー・大切にしていることなどありましたら教えてください。
現在のモットーとしては「できる人ができることをできる時に」ということです。できることを無理せず、でもできる範囲できちんとやっていくということは言葉に出さずとも皆が共有している思いです。
また、自分たちの活動ややり方をこれでいいと思わず、現状に合わせていく柔軟さを常に持っていたいと思っています。今までにやったことがないことも、新しいアイディアがあってそれが支援金を得るに相応しいと思えば、相談しながら取り入れていきたいです。
ボランティア参加時に気を付けることなどありますか?(子連れ、言語など)
お子様連れもいますが、手作り会ではハサミや針などを使用するため、その点はお母様の判断にお任せしています。
コミュニケーションは基本的に日本語です。中国語ができるメンバーも多数おりますが、逐一通訳をすることができない場合も多いので、それに対応できる方とさせていただいています。
どんな方にボランティア活動に参加してほしいですか?
活動にご興味がある方はもちろん、友達をつくりたい、生活情報を得たい、手芸が好き、など参加の理由は自由です☺裁縫が苦手でも大丈夫です。
これから予定されていることや考えていることなど今後の展望を教えてください。
現在はコロナ禍で状況がどんどん変わっていくこともあり、なかなか予定が立てにくいところです。
ただ、できる限り手作り会と手作り品の販売は続けていこうと考えています。3年ぐらい前から、ネット販売の道も探っています。なかなか難しいですが、あきらめずに続けていこうと思っています。
■互人多(Friend)
お知らせブログ:https://ameblo.jp/friend-shanghai-z/
手作り会ブログ:https://ameblo.jp/friend-shanghai
連絡先:以下のメールアドレスまたはwechat(微信)IDまでご連絡ください
メールアドレス friend@wna.jp
wechat(微信)ID shinjikaoru
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