【ボランティア活動紹介】本田真里香さん
上海で料理教室や手形アート会などのボランティアイベントを立ち上げるとともに、プレママお茶会や育児相談会など様々な活動に携わる、本田真里香さんにお話を伺いました。
🔹上海でボランティア活動に携わったきっかけは?
日本では看護師として15年働いていました。夫の駐在で上海に同行するにあたり、せっかくなら看護師ではない「何かをやりたい」という思いはありました。
元々工作や料理が好きだったので、上海でも友人を集めて手形アート会をしたり、セイロ料理を振る舞っていたところ、「知らない人にも教えてみたら?」と提案されたのが、私の活動のきっかけでした。
最初は「来たいと思う人なんているのかな?」とも思いましたが、「手形アートやセイロを伝えたい」という私自身の気持ちを大切にして行動を起こしました。
🔹結果、多くの参加者で賑わっていると聞きました
上海SUKU⭐︎SUKU主催のプレママお茶会や育児相談会での活動や、これまでの看護師としての経験を通して、多くのママたちが「子育てそのもの」より、もっと心の奥に何らかの悩みを抱えていることを知りました。
特に海外では、「知り合いがいない」「小さな悩みを相談できる場所がない」と悩んでいる方は多くいらっしゃいます。
育児相談だけでそこを解決するのは難しいですし、人と出会える場所や機会を増やすことの必要性を感じていました。
私が「工作や料理」を伝えることで、こうした「場所」や「機会」が生まれ、人と人との出会いに携われていることを嬉しく思います。
🔹呼びかけや準備、当日の運営と大変なこともあるのでは?
何週間も前から試作や企画を始めるので、疲れる瞬間はもちろんあります。でも、参加者さんより「あの時のイベントで出会った方と仲良くなりました」「プレママお茶会の時お腹にいた子が、この子です」と聞くたびに、大切な時期に関われていることの喜びを感じて、また頑張ろうと思えます。
また、食に関する情報を交換する「料理ぐるちゃ」も運営していますが、食材の調達方法などの質問に対し、イベントに参加した方々や友人たちが自発的に回答してくれるなど、助け合いの輪が広がっていることも感じます。
🔹上海で携わった活動の今後は?
本帰国にともない、対面での手形アートと料理教室は今年10月で終了し、料理ぐるちゃは共同運営者に引き継ぎつつサポートしていく予定です。上海からは離れますが、オンラインで継続してほしいという声もいただくので、どのような形で続けられるか考えているところです。
冒頭のとおり、対面で誰かと出会える場所を求めてる方はたくさんいます。この記事を見て「私も何かやりたい」と、集える場所を立ち上げてくれる方がまた現れたら嬉しいです。
🔹本田さんにとっての、「ボランティア」とは?
私にとってのボランティアとは“自分ができる好きなこと”を通して人の役に立つことです。
小さなことを大きな愛をもって活動してきました。
特別な資格も知識もない私ですが、上海でたくさんの方に助けていただいたので、その感謝の気持ちを込めて活動をしてきました。
🔸本田さん、貴重なお話をありがとうございました。
取材にご協力いただき、誠にありがとうございました。
最後に…
こんなボランティア団体があるよ!やっているよ!参加したよ!の声もよろしければお声がけください♪
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